Ab9コード(ナインス)の押さえ方

Ab9(読み方:エーフラット・ナインス)は、R・3・5・♭7・9 で構成されるナインスコードです。構成音は Ab・C・Eb・Gb・Bb。 このページでは1種類のポジションを図解し、初心者向けの簡易フォームも紹介します。

読み方

エーフラット・ナインス

構成音

Ab・C・Eb・Gb・Bb

コードタイプ

ナインス

難易度

中級

Ab9コードの押さえ方(1ポジション)

ポジション1:バレー (11F)

中級
213101011121314Ab9 (バレー (11F))

押さえ方の手順

  1. 小指で11フレットの1弦から2弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 中指で5弦11フレットを押さえる
  3. 人差し指で4弦10フレットを押さえる
  4. 薬指で3弦11フレットを押さえる
  5. 6弦は鳴らさない(ミュート)

各弦の音

654321
×AbCGbBbEb
ミュートR3♭795

図の見方:●は押さえる位置、数字は指番号(1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指)、○は開放弦、×は鳴らさない弦です。上が1弦、下が6弦です。

Ab9コードの簡単な押さえ方

6弦・5弦を省いた簡易フォーム

2134101011121314Ab9 (簡易)
  1. 中指で5弦11フレットを押さえる
  2. 人差し指で4弦10フレットを押さえる
  3. 薬指で3弦11フレットを押さえる
  4. 小指で2弦11フレットを押さえる
  5. 6弦・1弦は鳴らさない(ミュート)

Ab9はバレーコードでしか押さえられないため、初心者にはハードルが高いコードです。 上の簡易フォームは「バレー (11F)」の低音弦を省いたものです。構成音のうち完全5度(Eb)は省略していますが、コードの響きとしては十分成立します。

低音のルートが抜けるので単体だと軽く聞こえますが、バンドや弾き語りでベースがいる場面なら十分使えます。 まずはこの形でコードチェンジに慣れてから、フルのバレーコードに挑戦しましょう。

  • 人差し指は少し横に倒し、側面の硬い部分で弦を押さえる
  • 親指はネックの裏側中央に置き、握り込まずに挟む意識で
  • 1本ずつ弦を弾いて、鳴らない弦がどこかを確認する

Ab9コードの構成音

音名度数役割
AbRルート(根音)
C3長3度
Eb5完全5度
Gb♭7短7度
Bb9長9度

ナインスコードはR・3・5・♭7・9の音程で作られます。Ab9の場合、ルートAbから数えて長3度がC、完全5度がEb、短7度がGb、長9度がBbになります。

6弦で全部の音は出せないので、5度や3度を省略した形が使われます。

Ab9G#9と同じ音(異名同音)です。楽譜のキーによって表記が変わるだけで、押さえ方は同じです。

Ab9コードの使い方とコード進行の例

定番の進行:

Ebm7 → Ab9 → Dbmaj7

II → V → I(Ab9 はドミナントとして Db に解決)

一緒に使うコード:Ebm7DbDbmaj7

コード進行ジェネレーターを使えば、Ab9を含むコード進行をキーとジャンルから自動生成できます。

Ab9コードがよく出てくるキー

  • DbメジャーV7(ドミナント)
  • DbマイナーV7(ドミナント)

スケールビジュアライザーで各キーのスケールを確認すると、Ab9の上で弾けるフレーズが見つかります。

Abをルートにした他のコード

Ab9コードの練習のコツ

Ab9コードのよくある質問

Ab9コードの構成音は?

Ab・C・Eb・Gb・Bbです。R・3・5・♭7・9のナインスコードで、ルートはAbです。

Ab9コードの読み方は?

エーフラット・ナインス」と読みます。G#9(ジーシャープ・ナインス)と同じ音です。

Ab9コードが押さえられない時は?

低音弦を省いた簡易フォーム(x-11-10-11-11-x)から始めましょう。完全5度は省略した形ですが、バンドや弾き語りならそのまま使えます。