Eb/Fコード(オンコード・分数コード)の押さえ方

Eb/F(読み方:イーフラット・オン・エフ)は、Ebコードの上にベース音 F を重ねた分数コード(オンコード)です。 構成音は Eb・G・Bb・F。このページでは2種類の押さえ方と、ベースラインでの使い方を解説します。

読み方

イーフラット・オン・エフ

構成音

Eb・G・Bb・F

コードタイプ

オンコード(メジャー / Fベース)

難易度

中級(2ポジション)

Eb/Fコードの押さえ方(2ポジション)

ポジション1:8フレット

おすすめ中級
889101112Eb/F (8フレット)

押さえ方の手順

  1. 人差し指で8フレットの2弦から5弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 6弦・1弦は鳴らさない(ミュート)

各弦の音

654321
×FBbEbG×
ミュートBass5R3ミュート

ポジション2:1フレット

中級
24312345Eb/F (1フレット)

押さえ方の手順

  1. 人差し指で1フレットの4弦から6弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 中指で3弦3フレットを押さえる
  3. 小指で2弦4フレットを押さえる
  4. 薬指で1弦3フレットを押さえる

各弦の音

654321
FBbEbBbEbG
Bass5R5R3

図の見方:●は押さえる位置、数字は指番号(1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指)、○は開放弦、×は鳴らさない弦です。上が1弦、下が6弦です。

Eb/Fコードの簡単な押さえ方

6弦・5弦を省いた簡易フォーム

889101112Eb/F (簡易)
  1. 人差し指で8フレットの2弦から4弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 6弦・5弦・1弦は鳴らさない(ミュート)

Eb/Fはバレーコードでしか押さえられないため、初心者にはハードルが高いコードです。 上の簡易フォームは「8フレット」の低音弦を省いたものです。構成音(Eb・G・Bb・F)はそろっています。

低音のルートが抜けるので単体だと軽く聞こえますが、バンドや弾き語りでベースがいる場面なら十分使えます。 まずはこの形でコードチェンジに慣れてから、フルのバレーコードに挑戦しましょう。

  • 人差し指は少し横に倒し、側面の硬い部分で弦を押さえる
  • 親指はネックの裏側中央に置き、握り込まずに挟む意識で
  • 1本ずつ弦を弾いて、鳴らない弦がどこかを確認する

Eb/Fとは?分数コード(オンコード)の読み方と意味

読み方と表記

Eb/F」は「イーフラット・オン・エフ」と読みます。スラッシュの左(Eb)が鳴らすコード、右(F)がベース音です。 「Eb on F」「EbonF」と書かれることもあり、意味は同じです。

つまりEb/Fは、Ebコードの構成音(Eb・G・Bb)はそのままに、一番低い音だけを F にしたコードです。

Ebとの違い・使い方

ベース音がコードの構成音に含まれないタイプのオンコードです。上のコードとベースが少しぶつかることで、独特の浮遊感が生まれます。

Bbメジャーキーの IV/V にあたるコードです。F7sus4 に近いドミナントの響きで、Eb/F → Bb と解決させます。

Eb/Fコードの構成音

音名度数役割
EbRルート(根音)
G3長3度
Bb5完全5度
FベースBassベース音(非構成音)

EbはR・3・5で構成されるメジャーコード。そこにベース音Fを足したものがEb/Fです。

Ebをルートにした他のコード

Ebを使った分数コード(オンコード)

Eb/Fコードの練習のコツ

Eb/Fコードのよくある質問

Eb/Fコードの構成音は?

Eb・G・Bb・Fです。Ebコードに、ベース音としてFを加えた形です。

Eb/Fコードの読み方は?

イーフラット・オン・エフ」と読みます。「EbオンF」「Eb分のF」と呼ぶ人もいます。

Eb/Fコードが押さえられない時は?

低音弦を省いた簡易フォーム(x-x-8-8-8-x)から始めましょう。構成音はそろっているので、バンドや弾き語りならそのまま使えます。