D#11コード(イレブンス)の押さえ方

D#11(読み方:ディーシャープ・イレブンス)は、R・3・5・♭7・9・11 で構成されるイレブンスコードです。構成音は D#・F##(=G)・A#・C#・E#・G#。 このページでは2種類のポジションを図解し、初心者向けの簡易フォームも紹介します。

読み方

ディーシャープ・イレブンス

構成音

D#・F##(=G)・A#・C#・E#・G#

コードタイプ

イレブンス

難易度

中級(2ポジション)

D#11コードの押さえ方(2ポジション)

ポジション1:バレー (6F)

おすすめ中級
234445678D#11 (バレー (6F))

押さえ方の手順

  1. 人差し指で4フレットの1弦から2弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 中指で5弦6フレットを押さえる
  3. 薬指で4弦6フレットを押さえる
  4. 小指で3弦6フレットを押さえる
  5. 6弦は鳴らさない(ミュート)

各弦の音

654321
×D#G#C#D#G#
ミュートR11♭7R11

ポジション2:バレー (11F)

中級
2111112131415D#11 (バレー (11F))

押さえ方の手順

  1. 人差し指で11フレットの1弦から6弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 中指で3弦12フレットを押さえる

各弦の音

654321
D#G#C#GA#D#
R11♭735R

図の見方:●は押さえる位置、数字は指番号(1=人差し指、2=中指、3=薬指、4=小指)、○は開放弦、×は鳴らさない弦です。上が1弦、下が6弦です。

D#11コードの簡単な押さえ方

6弦・5弦を省いた簡易フォーム

23445678D#11 (簡易)
  1. 人差し指で4フレットの1弦から2弦までをまとめて押さえる(セーハ)
  2. 中指で4弦6フレットを押さえる
  3. 薬指で3弦6フレットを押さえる
  4. 6弦・5弦は鳴らさない(ミュート)

D#11はバレーコードでしか押さえられないため、初心者にはハードルが高いコードです。 上の簡易フォームは「バレー (6F)」の低音弦を省いたものです。構成音のうち長3度(F##)・完全5度(A#)・長9度(E#)は省略していますが、コードの響きとしては十分成立します。

低音のルートが抜けるので単体だと軽く聞こえますが、バンドや弾き語りでベースがいる場面なら十分使えます。 まずはこの形でコードチェンジに慣れてから、フルのバレーコードに挑戦しましょう。

  • 人差し指は少し横に倒し、側面の硬い部分で弦を押さえる
  • 親指はネックの裏側中央に置き、握り込まずに挟む意識で
  • 1本ずつ弦を弾いて、鳴らない弦がどこかを確認する

D#11コードの構成音

音名度数役割
D#Rルート(根音)
F##(=G3長3度
A#5完全5度
C#♭7短7度
E#9長9度
G#11完全11度

イレブンスコードはR・3・5・♭7・9・11の音程で作られます。D#11の場合、ルートD#から数えて長3度がF##、完全5度がA#、短7度がC#、長9度がE#、完全11度がG#になります。

3度と11度がぶつかるため、ギターでは3度(と5度)を省略して押さえるのが一般的です。

理論上の正しい表記ではF##(=G)のようにダブルシャープ・ダブルフラットが出てきますが、指板上の音は括弧内の音と同じです。

D#11Eb11と同じ音(異名同音)です。楽譜のキーによって表記が変わるだけで、押さえ方は同じです。

D#11コードの使い方とコード進行の例

定番の進行:

D#11 → G#

C#/D# や A#m7/D# とほぼ同じ響きで、G# に解決するドミナント

一緒に使うコード:G#C#/D#

コード進行ジェネレーターを使えば、D#11を含むコード進行をキーとジャンルから自動生成できます。

D#11コードがよく出てくるキー

  • G#メジャーV7(ドミナント)
  • G#マイナーV7(ドミナント)

スケールビジュアライザーで各キーのスケールを確認すると、D#11の上で弾けるフレーズが見つかります。

D#をルートにした他のコード

D#11コードの練習のコツ

D#11コードのよくある質問

D#11コードの構成音は?

D#・F##(=G)・A#・C#・E#・G#です。R・3・5・♭7・9・11のイレブンスコードで、ルートはD#です。

D#11コードの読み方は?

ディーシャープ・イレブンス」と読みます。Eb11(イーフラット・イレブンス)と同じ音です。

D#11コードが押さえられない時は?

低音弦を省いた簡易フォーム(x-x-6-6-4-4)から始めましょう。長3度・完全5度・長9度は省略した形ですが、バンドや弾き語りならそのまま使えます。